23日目は「行動の決意」でした。
自分の静かな集中と決意。純粋な意図だけでいい、という話でしたね。
では今日のテーマ、「所有の決意」とは?
目的を達成したいという“願望”を捨てる。
「もうすでに死んでいるかのように、淡々と生きている侍を見習いなさい。」
この表現、ちょっとオカルトチックですよね(笑)
トランサーフィンでは、
「思考の中で、目的はすでに達成されているとイメージする」ことが基本です。
それをさらに一歩進めたのが、この“侍のように”という比喩。
つまり、「所有の決意」とは
ゴールをただ一つ、静かに持つこと。
思い描いたもの以外は持たないという決意です。
思い描いたものを受け取るだけ。 ← 行動の決意
思い描いたもの以外は持たない。 ← 所有の決意
願望とは、目的に意識を向け続けること。
-
内的意図は、物理的な世界の中で目的を“達成しよう”とする力。
-
外的意図は、目的が“すでに実現している世界”を選び取る力。
問題は、「理性と魂の不一致」。
鏡の前の映像がぼやけていては、ゴールを所有することはできません。
意図するけれど、疑わない。
願わず、ただ選ぶ。
行為に徹し、結果はあとからついてくる。
追えば遠ざかる・・・この逆説(前回のバス停の話)ともつながりますね。
「意図して疑わなければ、願望は実現する」という真理。
所有の決意とは、
ゴールをただ一つ決め、
淡々と行動する中で、それ以外のものに心を奪われないということ。
結果は、行為のあとに自然と現れる。
どこへ向かっているのでしょう、私は。