「そんなことできるの?」「どうやってやるの?」「どこにあるの?」
そんなことは考えないで。
あなたはすでに、すべてを持っているのです。
願望実現の本にはよく書かれています。
うん、わかってはいる。
でも、願望って思いついた途端、脳内の“分析装置”のスイッチが入りますよね。
「うまくいくのか」「どうやってやるのか」……。
「行動の決意」とは、“考えないで動くこと”を意識的にコントロールすること。
心理学でも、「自分はダメかも」と思うと、その証拠を探すような行動や結果を引き寄せてしまうと言われています。
「うまくいかなかったらどうしよう」という思考は、いわゆる“予期不安”。
不安障害や回避行動の原因にもなるそうです。
でも、「うまくいかなくても、それはそれで素晴らしい」と思えること。
これは心理学でいう“リフレーミング”で、心のしなやかさを高める方法です。
タフティで言えば、「アドバンテージメソッド」そのもの。
まだ起こっていない出来事に対しても、「うまくいかなくても、それはそれで最高!」と決めておく。
それが“現実の優位”を生むのだと思います。
最近の私は、「どうやって?」と考えるのをやめるためにどうしたらいいか…を考えていました。
……もはや迷宮(笑)。
外側の答えを求めないためには、内側の自分と対話するしかありません。
そのためにはやはり瞑想にたどりつく。
タフティで言えば、“三つ編みを持ち上げて背後からゴールを映し出す”。
私は最近、松果体のあたりで光を感じる瞑想を続けています。
以前は青や紫の光が見えることが多かったのですが、少し見えにくくなっていました。
調べてみると、あれは「丹光」と呼ばれるものだそう。
ちゃんと瞑想でつかめていたんだなと思う一方で、見えないと不安になる。
それって、結局“ジャッジ”してるということなんですよね。
そこで気づいたのです。
『すべては逆。』
この原理をもっと腑に落とすといいのかもしれません。
「バスに間に合わなかったらどうしよう」
「バスが来なかったらどうしよう」
「バスが遅れてきたらどうしよう」
……なんて考えるくらいなら、そもそもバス停に行かなくてもよくない?
でも、バス停にはバスが来る。だから行くんです。
バス停だもの。
……これが、私の中で言う「すべては逆」という理解です。伝わる?
鏡の世界では、疑いすらも反映される。
だから“疑いながら行く”と、現実も迷いながら現れちゃうんですよねー。
“バスは来る”と知って、ただそこに立つ。
それが、行動の決意。
たぶん、そういうことなんだと思います。