タフティ・プリーステスのレッスン34・35あたりのことなんですが、
「思考マーカー」という概念が腑に落ちた気がしています。
それと同時に、タフティメソッドをうまく使えるかもしれない、
そんな手ごたえを感じたんです。
うまく伝えられるか分かりませんが、
今日はこの「思考マーカー」について、私なりに書いてみたいと思います。
「わかった、できている、進んでいる」
という小さな実感やサインを見つけて、
それに特別な注意を向ける。
そして、自分の努力がちゃんと芽を出していることを確認する。
これは、前に書いた
タフティの思考フォームと思考マーカーで現実を作る方法 - わたしの整えかた
の後半部分で触れたところです。
思考マーカーというのは、何か実際に現実で起こったときに、
「お、こんな事実がやってきましたか!」
と確認する行為のことです。
それは、ゴールに向かって動き出している途中の状態のサイン。
タフティの本には
「ここまで読んだという本の栞のような役割を果たすものです」
と書かれています。
つまり「起こったこと」をただ確認するだけでOK。
「いい感じで進んでいるみたい♡」
と確信するのが、思考マーカーです。
思考フォームが、きちんと思考マーカーになっていることが順調に進んでいる証拠。
小さな変化も注意深く観察して、
「うんうん、いい感じ」
とキャッチして
それから、すぐに三つ編み(意識の三つ編み)を起動させて、
「この方向でいきましょう」
と自分の設計を微調整しながら、
ゴールに近づいている実感を持つ。
そう、実感が大事なんだと思うんです。
「フリをするテクニック」というのは、
その役になりきって俳優のように生きることでもありますが、
変化を見つけたら、すぐに三つ編みを上げて、
細部まで喜びを感じながら、さらにその出来事を味わってみる。
すると、設計がまた調整されて、
奇跡に近づくと本には書かれています。
少し変化する→確認する→また少し変化する。
この繰り返しで、
どんどんレベルアップしていくイメージでしょうか。
これなら、それほど難しくはなさそうです。
「どうやってゴールに行くの?」と
道すじを考え込む必要はなくて、
目の前に現れた体験を、その都度しっかり固定して
足がかりにしていけばいいんですね。
ただ、いろんな経験を重ねてきた大人だからこそ思うんです。
「失敗することもあるよね?」
「うまくいかないなぁ…って思うときもあるよね?」
と。
そんなとき、どう反応するか。
タフティ先生は、これにもきちんとヒントをくれています。
失敗すると落ち込みますよね。
焦りや不安に飲まれそうにもなります。
でも、そのとき“設計”では
どんな変化が起きているでしょうか?
未来への絶望感でいっぱいになってしまう…。
足がかりどころじゃなくなってしまいます。
絶対に、そんなものを同期させてはいけません!!
「成長という道さえ歩いていれば、失望することはない。」
目を覚まして思い出しましょう。
「自分が自分の状態を管理する」のか、それとも「自分の状態が自分を管理する」のか。
では、どうやってこの状態を回避するか。
そう、あれを使うんです。
困ったときの「アドバンテージの法則」。
これについては、また次回に書きますね。
今日は「思考マーカーを見つけること」について、私なりに整理してみました。
小さなサインを見逃さず、喜びとともに受け取る練習をしていきたいです。