タフティの思考フォームと思考マーカーで現実を作る方法

今日はタフティ・プリーステスのレッスン33〜34のお話を改めてまとめてみようと思います。

 

以前この部分について、ほかのブログに書いたことがあるのですが、今回読み直してみると、あのときよりも少し深く理解できている気がしています。(こういう「できているはず」と思うのも、思考マーカーのひとつかもしれませんね。)

 

タフティでは、新しい現実を意図的に構築しながら、その中で「新しいマネキンのふりをする」という方法を使い、意識的に状態を変えていくことがテーマです。

 

そのために「三つ編み」を起動させて、思考フォームを宣言することが大切だと書かれています。

 

この「思考フォーム」というのは、自分にとって望ましい状態や役割を具体的な言葉で表現した宣言文のようなものです。

 

たとえば「私は自分の専門分野で最高のスペシャリストです。私の提供するものをたくさんの人が求めています。この仕事に大きな喜びを感じていますし、社会にも貢献できています。どんなことも見事にこなすことができます。」

 

こういった言葉を紙に書き出したり、覚えておいて何度も心の中で唱えることで、脳が少しずつ「そういう私」と同調していくのだそうです。

 

面白いのは、こうした思考フォームを使うことで、ただ気持ちが前向きになるだけでなく、身体的な属性まで変化させられる可能性があると説かれているところです。

DNAに組み込まれた性質が全てを決めているわけではなく、もっと大きな情報の保管庫があって、そこから私たちは情報を引き出している、という考え方です。

 

私は専門家ではないのでこのあたりを科学的に解釈することはできませんが、証明できないからといって存在しないとは限らない、という部分には共感します。

 

スピリチュアルと科学を都合よく混ぜるやり方はあまり好みませんが、それでも、どちらも排除せず、必要なときに考えを深める手がかりにできたらいいなと思います。

 

ここから、レッスンでは脳の役割についても書かれていましたが、ちょいと複雑です。

脳には三つの大きな機能があり、「環境を認識すること」「認識したものを解釈すること」「そして同調すること」とされています。

 

この「同調」というのは、自分自身がどのような存在だと思っているか、その微細な感覚まで含めた「状態」に意識を合わせていくプロセスです。

この「状態」という言葉は、単なるそのときの気分ではなく、「私は本当は何者なのか」という自己感覚。

 

たとえ今の自分がうまくいかない状況にいても、設計や状態は変えていくことができるし、うまく飛び立てることもあれば、足を取られて後退することもあります。

それでも、三つ編みを使って思考フォームを宣言し続けることで、新しい状態に移行することができるとタフティは言います。

 

私がとても大事だと感じたのは、「ふりをするだけではまだ現実が完全に変わったとは言えない」という部分です。

 

新しい現実を作り始めていても、それは初期段階であって、まだ結果が形になってはいない。

 

だからこそ「わかった、できている、進んでいる」という小さな実感やサインを見つけ、それに特別な注意を向けて、自分の努力がちゃんと芽を出していることを確認します。

この確認の感覚を「思考マーカー」と呼ぶのだそうです。

 

思考フォームは新しい現実の引き金になり、

思考マーカーは自分の設計を調整し、方向づけるための目印になります。

これが「同期化」と呼ばれるもので、自分の意図と新しい現実がすこしずつ重なりはじめるタイミング。

 

こうして得られた最初の結果や手応えを、「たまたまの偶然だ」と片付けてしまうのか、「これは私の望むゴールへ向かっている証だ」と受け取るのか。その違いが大きな分岐点になるのでしょうね。

 

この感覚は、脳のRASが関わっている気もします。

目標をはっきり意識すると、RASが自動的に関連する情報を拾うようになるといわれています。

 

だからこそ、何かが起こったときに「これはあの目標とつながっている」と認識し、思考マーカーにすることで、さらに現実との同期が強まっていくのだと思います。

 

きっとこのプロセスは、新しい状態に進むための楽しみでもあり、勇気をくれますよね。

私も、これからの日々の中で「これはサインかもしれない」と感じる出来事を見つけていけたらいいなと思っています。

 
 
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