タフティ式“アドバンテージ”という整え方

 

タフティのアドバンテージについてまとめておきたくって、の記事です。

タフティ・ザ・プリーステスのレッスン15と16あたりになります。

 

「あれ?なんだか、思ってたのと違う方向に進んでるかも」

そんな感覚になることありますよね?

うまくいっていたはずの流れが、ふとした拍子に「あれ?これって台本間違ってない?」と感じるような瞬間。

そんな時、私は、「どうにかしなきゃ」「立て直そう」と動き出してしまいます。

もしくは、動けなくて立ち止まったままぐるぐる考える。

 

でも、タフティメソッドは新しい視点をくれました。

 

『タフティ・ザ・プリーステス』では、人生は台本(シナリオ)に沿って展開されているとされてます。

 

私たちは、その台本の流れを“考えて変えてやろう”としがち。

 

でも、タフティは「どうやって」は考えなくていい、ゴールシーンを照らしさえすれば、台本自体がそのゴールのために調整を始めるのだと言います。

 

つまり、「なぜこうなったのか」を振り返る必要も、「どうしたら戻せるか」を必死で模索する必要もないんですね。

 

必要なのは、「あ、今ズレてるかも」と気づいて、“目を覚ます”こと。

その“気づき”をサポートしてくれるのが、「アドバンテージメソッド」です。

 

困ったことが起きたとき、

「この状況の中にある利点(アドバンテージ)ってなんだろう?」と問いかける。

それだけで、意識は中心点に戻り始めます。

 

アドバンテージメソッドのステップ

  1. 困ったことがあったときに目を覚ます。

  2. 自分を見て、現実を見る。

  3. 「これにはどんなアドバンテージがあるだろう?」と問いかける。

  4. 答えが浮かんだら、それを受け入れ活用する。

  5. 何も思い浮かばない時は、ただ状況を受け入れる。

浮かばなくても大丈夫なんだよね。

 

“これはやばいかも”と感じたとき、私は以前なら抵抗したり、自分の計画を押し通そうとしたりしていました。

「ここには、どんな利点がある?」

するとまず冷静になれます。

そして「目を覚まして、意識を中心点に置く」。

 

『「人生がもう無茶苦茶だ」と感じるとすれば、それはアドバンテージである。現実の浄化が起こっている。』と書かれていました。

 

台本は、自分でいじらなくていい。

整えるとは、“今ここ”に戻って、静かに気づくこと。

それだけで、向いている方向が変わり、結果的に台本も変わっていく。

なにかうまくいかないことがあったら、

まずは「これアドバンテージ?」って、心の中でつぶやいてみよう。