タフティが語るメタパワーと鏡の向こう側の仕組み

こんにちは。

今日はタフティの鏡のお話を。

 

タフティの教えを読み進めていく中で、「これは面白いけど難しい…!」と立ち止まってしまうポイントが何度かあります。
今回はレッスン12と13に出てくる「メタパワー」と「鏡の世界」の話。

 

最初に読んだときは、なんとなく雰囲気で理解していた部分も多くて、混乱しながらページをめくっていました。
でも繰り返し読んで、全体の構造が見えてきて、「ああ、そういうことかもしれない」と思える瞬間が増えてきました。

この記事では、タフティが語る“鏡の向こう側の世界”と“メタパワー”の仕組みについて、自分なりの言葉で整理してみたいと思います。
難解に見えるこのパートも、視点を変えるとふっと腑に落ちる感覚があるかもしれません。

 

というわけで、長くなるかも。

 

「メタパワー」と「鏡の法則」という概念が登場します。

このあたりから、いよいよタフティの世界観が本格的に深くなっていく感じがします。

 

最初にこの章を読んだときは、「えっと……どっちが現実なの?」と、何度も読み返してしまいました。

完全には腑に落ちていない部分もあるかもしれないけれど、少なくとも「つかめそう」というところまでは来られた気がします。

 

タフティは、現実を「反転した鏡」だと言います。

鏡に映っているのは、私たちがいるこちら側の物質世界。

でもその映像の“元”は、鏡の向こう側にあるのです。

 

つまり、私たちが「現実」だと思っているこの世界は、向こう側にあるフィルム(台本)が映し出された”結果”にすぎないと。

そう考えると、私たちが手で触れられる物や、目で見えることだけが「実在」ではないということになります。

 

そして、物質側で働く力が「物理的パワー」なら、鏡の向こう側で作用する力が「メタパワー」です。

 

メタパワーとは、映像の保存庫から現実に働きかける力。タフティは、それを“裏側の力”といいます。

このメタパワーを使うために必要なのが、「気づきの中心点」にいること。

自分の意識が鏡の向こう側、つまりフィルムのある場所にアクセスできているとき、現実の物質世界に対して影響を与える立場に立つことができます。

 

面白いのはここからで、「映し出されている」と思っていた物質側が、実は「映像から物質化されたもの」だという逆転の構図です。

最初は「現実があって、それが鏡に映っている」と思っていたけれど、実は逆で、「映像が先にあって、それが現実になっている」のです。

 

では、どうすればその映像を“選ぶ”ことができるのか?

 

タフティの世界では、「目を覚ます」ことはとても大切です。

でも目覚めたままだと、現実の舞台では浮いてしまう。

だから眠っているフリをして、台本どおりの人生を淡々と演じながら、内側では意識を研ぎ澄ませて、自分が選びたい別の台本へと切り替えていく。

 

“悟ってます感”を出すのではなく、ただ自然に、静かに、でも確かに意識を使って現実に介入していく。

そのためには、あえて「眠っている役」を演じ続けながら、裏ではメタパワーを発動している状態である必要があるのかもしれません。

 

目覚めながら眠っているフリ。プレゼンスを保ったまま、意識的に現実をなぞる。

この矛盾のようなスタンス!!

タフティの教える現実創造のメソッドの本質なのかもしれません。

腑に落ちるまでに時間かかりました。大丈夫そ?