人生に望んでいないものが目の前に現れたとき、どう反応するべきか。その27日目のお話。
がっつり「鏡の法則」です。
見えている世界は鏡。
自分の好ましいものだけが映るように、まず“思考”を整える。
「世界を自分の望むように変えてやる!」と力むのではなく、
自分の思考フォームを整えて、それが鏡に映し出されるのを待つ。
タフティ的に言えば、見ている映像を変える=台本を書き換えるのと同じことですね。
ただし、ポジティブな変化が現れるまでには、どうしても時間がかかることがあります。
そして時には「これ、どう考えてもポジティブに見えない…」という出来事が起こることも。
でも、この本にはこう書かれています。
「それは、新しいレベルに移行する際に一時的に起こる不都合にすぎない」
そう、これもアドバンテージ。
心理学でも、脳は慣れた思考回路を優先するので、思考を変えても現実にその変化が表れるまで時間がかかると言われています。
(私も、レストランで毎回同じメニューを選んじゃうタイプ笑。
慣れた回路は無意識のうちに“選びやすい”んですよね。)
だから、新しい思考様式を定着させるには時間と繰り返しが必要になる。
さらに心理発達理論では、
急成長の前には一時的な混乱(=発達クライシス)が起こる
とされています。
新しいステージに入る前にバランスを崩すのは自然なプロセスなんですね。
そして本にはこうも書かれていました。
“鏡は選択肢を持っていない”
立ち止まって後を振り返らない限り、
時間がかかっても、思考が作り出した映像が鏡に必ず反映される。
【立ち止まって、後を振り返ろうとしない限り】
……ここが、私の課題だなぁ。
1日1テーマで読み進められるトランサーフィンの実践書です。
「現実の扱い方」「思考の整え方」がコンパクトにまとまっていて、
初めての方にも、復習したい方にも使いやすい一冊です。
私はこれを“思考の鏡磨き”に使っています。
読むと、自分の意図がどこに向いているかがすごくクリアになる。
日常のちょっとした引っかかりが軽くなるので、気づきを深めたい人におすすめです。
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